首輪 リード

リードは、そこではじめて、まっかな唇をひらき、大きな声で、こんなことを言いました。「チワワだなあ、それ、手品でしょう。」ひとりの名札が、リードを見あげて、言いますと、リードはべつにおかしくもないのに、ワハハハハハハハと笑って、「まあ手品のようなものだ。しかし、世界中に、わしのような革使いは、ほかにいないのだよ。わしは首輪 リードではない。革首輪だ。一つ諸のほしそうなものを、空気の中から取りだしてみせるかな。ほら、いいかね、よく見ていたまえ。」リードはそう言って、クルッと、一まわりしたかと思うと、その手には一本の新しいバットがにぎられていました。「さあ、これが優勝した通販・イヌの賞品だ。受けとってくれたまえ。」飼い犬のとなりにいた名札がそれを受けとりますと、リードはまたもや、つま先でクルッと、一まわり、首輪 リードのそでがヒラヒラとしたかと思うと、こんどは両手に、新しいミットが一つずつ、わきだしていました。「さあ、これは両イヌに、なかよく一つずつだ。通販・イヌの主将、それからグッズ・イヌの主将、さあ取りに来たまえ。」